人体デッサンは、動かないモチーフを描くときとは違う要素が必要になります。
ものをモチーフにして描くときには、全く動かないものを描きます。
しかし、人体デッサンでは、普段動いている人に静止してもらって描くわけです。
そのときに必要となるのは、動かないものにはない躍動感など、目には見えない要素も描きこんでいくことが求められるのです。
それでは、目に見えないものを描くというのはどういうことでしょうか?
オーラを描くのでしょうか?
それとも、幽霊を描くのでしょうか(笑)
目に見えないものとは・・・
骨格と筋肉です。
筋肉を支える骨格と骨格を動かすための筋肉。
これを、うまく表現することが求められるのです。
モチーフとなる人物を描いた絵は動きません。
当たり前ですね。
しかし、実際の人間は動きます。
ですので、絵の中の人間も動きそうな感じがないと物足りないのです。
筋肉と骨のバランスをしっかり描くことがコツになります。
人体のデッサンの上達のコツは、このコツをしっかりと押させ、
とにかく練習を重ねることが一番の近道になります。
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本格的にデッサン力を身につけるコツと練習方法