デッサンの基礎として、まず始める前に準備する道具とその使い方をご紹介します。
下記は、一般的に使用しているデッサン用の道具です。
ちなみにこれは管理人が使用しているものです。(使用感がありすぎて、かなり汚れてしまっていますが。。。。。)
デッサンで使用する道具
鉛筆
uni ユニー・STAEDTLER ステッドラーがよく使われています。
鉛筆デッサンでは柔らかく濃いものをよく使ったりします。明暗に応じて好みの鉛筆を使用します。Hは硬質鉛筆でBは柔らかく濃い鉛筆です。
三菱鉛筆 鉛筆 ハイユニ アートセット HUAS 22本入
コンテ
油の成分を固めた棒状絵具で、鉛筆よりは軟かく木炭よりは硬い。
消しにくいのが難点なのですが、濃淡を出しやすくぼかしなどの高度な技法が駆使出来、仕上りが美しいのが特徴です。
サクラクレパス コンテパステル CTバラ#49(6) 黒
木炭・木炭紙
木炭をデッサン専用に直径1cm長さ20cmくらいにしたものです。
木炭デッサンの場合には、木炭紙という専用の紙でかなり凹凸がはっきりしたものになります。
伊研 木炭 №360 (柳)丸軸 銀箔巻
アトリエ木炭紙
画板(カルトン)
デッサン時に用紙を支える道具。
マルマン 全判 カルトン(ダブル)
練り消し
手でよく捏ねてから使用します。
押さえながら使用するので通常の消しゴムのようにカスが出ません。
細かい部分を整えたり、トーンを整えたりするのに使用します。
文房堂 ネリゴム ARTIST CLEANER
プラスチック消しゴム
プラスチック消しゴムはなじみがあるので使い方を迷うことはないと思います。
ただし、実際にデッサンをする際には使わない人がほとんどです。
画用紙の凹凸をつぶしてしまう可能性が高いからです。
ですので、使う際には工夫して優しく使いましょう。
プラス 消しゴム エアイン
ガーゼ
食パンで代用可。ぼかすときに使います。
バニーコルアート デッサンクロス 木炭デッサン用ガーゼ
画用紙
あまり小さくない方が良いと思います。
マルマン スケッチブック 図案シリーズ A4 画用紙 天のり製本
目玉クリップ
画用紙をカルトンに固定するときに使用します。
日本クリノス 目玉クリップ 大 挟み口65mm
カッター(ナイフ)
鉛筆を削るのにつかいます。
カッターやナイフを使用して削ることで、鉛筆の長さや太さなど好みに合わせて削ることができます。
また、鉛筆削りでは出せない側面を作ることもできます。
肥後守 クロームナイフ 全鋼 大
その他あったら便利なもの
画架(イーゼル)
自宅で頻繁に描く場合はあると便利です。
木製のものがおすすめです。
クレサンジャパン 室内用 デッサンイーゼル
さっぴつ
紙を巻いてできた鉛筆のようなかたちの道具で、木炭の粉を擦り込むときに使います。
擦筆を押さえつけたり、ねかしたり、立てて擦ったりすることで効果を生み出します。
アルテージュ 擦筆(サッピツ)
芯抜き
木炭の中心にある軟らかい芯の部分を抜き取る道具です。
この芯があると描き心地が悪く、紙に木炭がうまくのりません。
芯抜き棒は、細い針金などで代用も可能です。
ホルベイン デッサン木炭用芯抜き
デスケル・はかり棒
構図を確認するときに使います。
ARTETJE デスケル はかり棒
フキサチーフ(定着スプレー)
木炭でデッサンした時など完成したデッサンが擦れやすいので定着させるスプレーです。
コンテ用、パステル専用のものもあります。
ホルベイン 画溶液 ビッグスプレーフィキサチフ
初心者の人がいきなり全ての道具をそろえるのは大変かもしれませんね。
まずは、鉛筆や画用紙、画板、ガーゼや練り消し、消しゴムなど最低限のものがあればデッサン可能だと思います。
デッサンの道具を準備することでより便利になり、もっと楽しんで取り組めると思います。
そのことがデッサン上達の初めの一歩かも知れませんね。
是非、少しずつでもデッサンに必要な道具をそろえることをおススメします。
デッサンの道具を揃えて準備が整ったらこちら
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
デッサンの基礎 鉛筆の削り方とおすすめのナイフ
鉛筆デッサンの描き方手順 3つのステップと4つのコツ